▶「ひと・もの・くらし あらかわ再発見2019」は、天気にも恵まれ、大盛況のうちに終了しました!
かつて町工場が多くあったものの、今はきれいなマンションがどんどん建設され、街そのものが変わっていく荒川区東日暮里。
在日の人や、高齢者、小さなお子さんのいる家族、古くからいる人、新しく来た人。この地には様々な人たちが、様々な価値観を持って暮らしています。楽しさの中でお互いを知りあって豊かにつながりあっていける地域を目指して、この取り組みは4年目を開催しました。
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ここで、ああ、本当にこのお祭りをこの街でできて、よかった!と感じたエピソードがあったので、この場を借りてご紹介させて下さい。
イベント開始直前の20分間、トッケビアンさんのプンムル隊(朝鮮半島南部に伝わる農楽の演奏隊)が会場周りの街を練り歩きました。
まだ朝の静かな町内、鐘と太鼓の音に、家々の人が、窓を玄関を、開きました。
目を輝かせてニコニコと手を振ってくださる人がチラホラ。なんだろう?と不思議そうに目を丸くしている人も。
その時、写真を撮影していたスタッフが、1人の若い女性に話しかけられました。
「私、国籍は韓国なんです。
韓国の衣装を着て音楽を演奏して町を歩いてる!すごく嬉しい!」
それを聞いた私たちは、震えるほど喜びあいました。
このお祭りをやろう!と奮起したきっかけは、2015年に三河島にヘイトデモがやってきてしまったことです。
ヘイトなんかに負けない地盤のある街でありたい。
あったかい下町の魅力をこの街が忘れずにいるために、私たちがこの街から学ぶためのお祭りとして、「ひと・もの・くらし あらかわ再発見」は始まりました。
翌年から、年に一度のお祭りを続けてきました。来年もこの文章を読んでくださっている、みなさんと共にこのお祭りを作り上げられればと思います。
ぜひ、活力のある街を一緒につくりましょう!
東日暮里1丁目公園
(荒川区東日暮里1-17-22 Olympic三ノ輪店よこ)
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